かみさんの絵　　１３０２２３

 

今日はかみさんの絵の話。

恥ずかしながら、わたし波平・還暦のノロケ。

 

わたしのかみさん、以前からお絵かきが好きだったのが、いつの頃からか本気で絵を描きはじめ、気がつくと二階は大小の絵が重なり合って足の踏み場もないありさま。これが皆々とても美しい絵であって、このままではもったいないから、皆さん方にも一度お目にかけてはどうかと、わたしが言うたのがきっかけで、このたび初の個展を開くことになった。

 

かみさんの絵のことを「けっこう上手やないけぇ〜」と鼻の下を長くしている旦那の面（つら）はさておいて、展覧会を開いたからは多くの人たちに観てやって欲しいと、あちこちに案内状を撒いたけど、出席率が悪いなぁ。特にわたしの仕事上の付き合いの方々はほとんど欠席です。冷たい仕事をしているのですねェ…わたしは…。

 

一方、趣味がらみの付き合いの面々は、おもしろがってやって来ますなぁ。絵を観ても、なんぞかんぞ感想を言う。概ね感心して誉めてくれる。で、オイラの鼻の下は益々長くなる。

 

２月１３日から始まった展覧会も、明日（２４土）と明後日（２５日）で終わり。

すでに芳名録３冊が満杯だ。どこからこれだけ人が沸いて出たのかさっぱりわからん。

わずか３０数点の絵の個展であるにもかかわらず、芳名録記載分だけですでに６００名に近い。あと二日は土・日である。

絵は花の絵が多い。お祝いに届いた花々が会場内に所狭しと乱れ咲いて、壁面も床も花だらけ。大変なことになってきた。

 

毎日、午前１０時から午後４時半まで。場所は三木市掘光美術館。

かみさんは、美術館で午後５時前に最後のお客さん（参観者）をお見送りして後、何とか自宅へたどりつき、そのままベタ〜とへたばってしまう。

僕かぁ、原則的には関係ない。

冷たぁ〜い職場へ勤めに出ていて、普段どおりに生活しているから、しらぁ〜としている。

 

しっかり、かみさんに絵を描かせて、オイラは髪結いの亭主になりたい。

ワシャそう思うから、ここが肝心と、ここ数日は、かみさんのケツをヨイショ・ヨイショ押しているつもりである。

 

「オイ！　めしはまだか！！」